『MEG ザ・モンスター』20m級の巨大ザメvs俺たちのステイサム

20mの巨大ザメvs俺たちのステイサム

作品情報

『MEG ザ・モンスター』(アメリカ、/2018年/113分/原題:The Meg)

監督:ジョン・タートルトーブ
脚本:ディーン・ジョーガリス、
出演:ジェイソン・ステイサム、リー・ビンビン、レイン・ウィルソン、ルビー・ローズ、マシ・オカ、ジャシカ・マクナミー、ロバート・テイラー、オラフル・ダッリ・オラフソン、ペイジ・ケネディ、クリフ・カーティス

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あらすじ

海難救助のプロ、ジョナスは原子力潜水艦の乗員救出任務にあたっていた。何かが潜水艦を攻撃したことで、浸水が始まり、ジョナスは苦渋の決断で仲間を見捨ててその場を脱出、潜水艦は爆発してしまう。

5年後、上海近海に浮かぶ研究施設マナ・ワンに資産家のモリスが視察に訪れる。マリアナ海溝よりもさらに深い海底に”新世界”があるとするジャン博士の理論を証明するため、潜水艇は海底1万mへと進む。滞留層を抜けると、未知の深海生物が泳ぎ回る””新世界””が広がっていた。

探索を続ける潜水艇が素早く動く巨影を感知した直後、通信が途絶えてしまう。海底1万mでの救出活動を出来るのはただ一人、ジョナスだけだった。原子力潜水艦の事故以降、ジョナスはタイで、飲んだくれる日々を送っていた。もう潜ることはないと依頼を断るジョナスだったが、元妻のローリーが潜水艇に乗っていることを知り、依頼を受ける。

潜水艇の故障が直ったのも束の間、何かの攻撃に遭い、酸素が僅かな状態に陥る。潜水艦の事故に関するジョナスの証言映像を見たジャン博士の娘・スーインは、グライダーで潜水艇の救出に向かう。一方、施設に到着したジョナスは、自分を退職に追いやった医師を殴るのを我慢しつつ、得体の知れない何かが待つであろう深海へ向かって、救難艇で潜航する。
ひと足先に潜水艇を見つけたスーインは救助活動を開始するも、突如現れた巨大イカに襲われる。圧壊まで数秒のところで、イカが離れていく。次の瞬間イカを咥えて、泳いでいく超巨大サメ・メガロドンを眼前に捉える。メガロドンを挑発し、スーインを逃したジョナスは、隙を見て潜水艇からローリーと操縦士のウォールを救い出す。しかし、もう1人の操縦士トシ自らが犠牲となって、メガロドンの攻撃を受け、爆死してしまう。トシの死を悲しむ一同だったが、メガロドンの発見は皆が求めていたものだった。ジョナスは再び潜る危険性を説くが、研究員達は研究対象としてのメガロドンの価値を無視することが出来ず、議論は紛糾した。その頃、施設内で遊んでいたスーインの娘・メイインは、メガロドンを目撃する。存在するはずの無い海層にメガロドンが現れた原因はグライダーが浮上する際に生じた温度変化だった。自らに適した水温に乗り、上層まで浮上したメガロドンは飼育していた鯨の親子を貪っていく。近海でサメの密漁船を襲ったメガロドンを追跡するため、ジョナスはビーコン付きのモリ一本で、海に潜る。船に牽引されるジョナスはメガロドンに猛追されるが、間一髪で引き上げられる。技術者が誇るポリカーボネイト製のシャークケイジで海中に入ったらスーインは、攻撃を喰らいつつも麻酔薬を投与する。しかし、メガロドンは麻酔をもろともせず、シャークケイジを咥え、船ごと引っ張り始める。スーインを助けに来たジョナスを襲うメガロドンだったが、ウインチに引っ掛かり、そのまま昏睡状態に陥り、事なきを得る。メガロドンを捕まえ、興奮するのも束の間、数倍巨大なメガロドンが、ウォールを飲み込み、その勢いで船を転覆させる。ヘラーが囮となった隙に海域を脱出するが、メガロドンが猛追する。そこへモリスが呼んだ救援ヘリが到着。ビーコンを撃ちこまれ、銃撃を受けたメガロドンは海に消えていく。一方、重傷を負ったジャン博士はスーインを後継者として認め、メイインにも研究者の道を進ませるよう遺言を残し、息を引き取る。多くの犠牲者が出たことで、巨額の費用を注ぎ込んだプロジェクトは中止となり、施設の閉鎖が決まる。ジョナス達は迎えが来るまで施設で待機する。一方、モリスはメガロドン狩りを始める。高性能爆雷を投下して獲物を仕留めたかと思われたが、爆殺したのは巨大な鯨だった。鯨の死体に群がるサメの群れの下から、メガロドンが現れ、鯨もろともモリスを飲み込む。大勢の観光客が集まる三亜湾に向かったメガロドンを仕留めるべく、ジョナス達は船を進める。観光客を襲い始めたメガロドンを鯨の鳴き声でおびき寄せ、ジョナスとスーインは最後の戦いに打って出る。海中でグライダーとメガロドンのチェイスが行われる一方、海上では、マスコミのヘリ同士が衝突し、船に墜落する。炎上する船から脱出したメイインはスーインに救われる。そして、失うものばかりでなく、救うことに目を向けるジョナスは決死の一撃でメガロドンの腹を切り裂く。さらに暴れ回るメガロドンの眼球にモリを突き刺し、遂に戦いは決着。メガロドンは群がったサメ達の餌となり、海底に沈んでいく。

おすすめポイント

イギリスが生んだアクションスター、ジェイソン・ステイサムが遂に”サメ映画”に登場。恋愛要素はただの飾り!俺たちのステイサムが、20m級の巨大ザメ・メガロドンを如何にして討伐するかを楽しむ、それがこの映画の99%だ!

感想

現役のトップスターが”サメ映画”に登場!

本作の見どころはなんといってもスーパースター、ジェイソン・ステイサムの存在に尽きる。米中合作という稀有な座組で製作された本作は中国を舞台にしている。とはいえ、中国ならでは要素はあまり感じられず、あくまでハリウッド映画をベースにしている。史上最大級のサメの相手として、十分過ぎるキャスティングに成功した時点で、この映画の成功は9割方保証されている。

余分な要素が盛り沢山

ステイサムの起用で面白くなることに違いはないのだが、足を引っ張っているのがジョナスとスーインの恋愛要素だ。失った命より、救える命を目指す男を演出するためには必要な要素だったのかもしれないが、元妻も研究員に含まれているので、なんだか気まずい。

ジョナスとスーインは我が道真っしぐらで良い雰囲気になっていくのだが、何故かあまり応援出来ない。タイで飲んだくれるような荒さがある人物設定だといえば、なんとか納得出来るが、俺たちのステイサムに相応しいヒロインではないように思えた。次回作では、ステイサムのトンデモアクションに全振りしてもらいたいものである。

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